
明洞のコスメ巡りも、弘大の夜遊びも、江南のショッピングストリートも制覇した!
そんな韓国通のみなさんにおすすめの観光スポットをご紹介♡
ソウル中心部・鐘路区にある地下鉄3号線「安国(アングク)駅」周辺は、朝鮮王朝の面影が残る韓屋(ハノク)と最旬トレンドが同居するエリア。
2025年は北村韓屋村の展示スペース増設や新感覚カフェ&レストランの続々オープンで、韓国女子はもちろん日本のZ世代やカップルからも「絶対行きたい!」と熱視線を浴びています。
今回は安国(アングク)エリアのおすすめスポットをいくつかご紹介します✨
安国(アングク)に“今すぐ行くべき”3つの理由
徒歩10分圏内に世界遺産と“韓屋ストリート”がぎゅっ♡
地下鉄3号線・安国(アングク)駅を中心に、北村韓屋村へは徒歩約10分、昌徳宮・秘苑へは徒歩5分弱、仁寺洞メインストリートも200mほど。
Tripadvisor で★4 以上の観光スポットが20件以上、すべて駅から半径1 km 内に収まっています。
ホテルを移動する手間もタクシー代もいらず、ヒール派でもらくらく“3エリア制覇”が可能なんです!
韓屋改装カフェ&ブティックの“新店ラッシュ”
2024〜25年にかけて韓屋をリノベしたカフェが連続オープン!
ジブリ世界観で話題の〈DOTORI GARDEN〉、瓦屋根ルーフトップが絶景の〈FOUR STONES COFFEE〉、韓屋×ミニマルの〈Mokeumdang〉など、SNSで急浮上した新顔だけでも7店超。老舗〈Cafe ONION〉は2025年から“抹茶柚子ラテ”を投入し、再訪組のハートも射抜いています。
カフェ巡り目的の渡韓なら、今がまさに“行きどき”です。
王宮のナイトツアー&メディアアートが“常設モード”へ
これまで春秋限定だった「昌徳宮ムーンライトツアー」は2025年に年間24回へ拡大。
1日6枠(19:20〜20:10)の小グループ制で、月夜に浮かぶ蓮池と韓楽演奏を同時に楽しめます。
また同年度は徳寿宮・景福宮でも外国人向け夜間ツアーが増枠され、チケットはオンライン即完の人気ぶり。
昼は韓屋カフェ、夜は王宮ライトアップとメディアアート…という“一日中主役級”の体験が安国滞在だけで完結します。
安国で外せないおすすめ観光スポット
北村韓屋村(ブクチョンハノンマウル)

<住所>
ソウル特別市チョンノ区キェドンギル37
(서울특별시 종로구 계동길 37 (계동))
ソウルでも最大級の伝統家屋密集エリア。600〜900棟と言われる瓦屋根の韓屋が坂道にぎゅっと並び、朝鮮王朝の面影とモダンなアートショップが同居します。
2025年は北村文化センターに若手作家の常設ポップアップが増設され、日没後は路地のライトアップ範囲も拡大予定。
8つの“絶景フォトスポット”を巡るクラシックコースと、ミシュラン店やカフェを食べ歩く“グルメコース”を組み合わせれば、半日で歴史とトレンドを同時に味わえます。住宅地なので11〜14時のピークは小声&撮影マナー厳守で。
昌徳宮〈秘苑〉ムーンライトツアー

<住所>
ソウル特別市チョンノ区ユルゴクロ99
(서울특별시 종로구 율곡로 99 (와룡동))
ユネスコ世界遺産の王宮を、月明かりと韓楽(ハングッ)の生演奏が彩る夜間観覧。
2025年は春(4~6月)と秋(9~10月)に拡大開催され、1日6枠・各回30名以下の少人数制へアップグレード。
ハイライトは蓮池“ブイウォルジ”に映る月のリフレクションで、ライトアップとプロジェクションマッピングが追加され幻想度MAX。
仁寺洞/サムジキル(쌈지길)

<住所>
ソウル特別市チョンノ区インサドンギル44
(서울특별시 종로구 인사동길 44 (관훈동))
木造4階建て回廊をぐるぐる歩くうちに70以上のクラフトショップに出会える“韓国版アートマーケット”。
韓紙ランプ、シルバーリング、キャンドル、韓紙タトゥーなど10種類以上の体験教室がワンフロアで同時開催されており、所要30〜60分で“世界に一つ”のハンドメイド土産が完成。
最上階の屋上ガーデンにはフォトスポットが点在し、週末夜はストリートバスキングも。
GRANHAND. 北村

<住所>
ソウル特別市 鐘路区 嘉会洞 40-3
(서울특별시 종로구 가회동 40-3)
韓屋の梁をそのまま活かしたナチュラルフレグランスブランドの旗艦店。ヒノキやベルガモットなど約20種の精油をブレンドし、名前入りタグを付ける“MYサシェ”作り(₩15,000〜)が旅行者に大人気。
2025年春からは「季節限定ブーケアロマ」シリーズが登場し、桜・沈丁花・エルダーフラワーの3種が香り比べできます。北村路地の中ほどにあるため、散策途中の一休みにも◎。
曹渓寺(チョゲサ)&蓮の灯籠祭り


<住所>
ソウル市チョンノ(鐘路)区ウジョングクロ55 (堅志洞)
大韓仏教の総本山・曹渓宗の本寺院。毎年4月中旬〜5月上旬に開催される「蓮の灯籠祭り(연등회)」期間は、境内と鍾路通り一帯が30万個超のカラフルな提灯で埋め尽くされ、パレードや体験ブースで大賑わい。
ユネスコ無形文化遺産にも登録されており、夜のライトアップは“写真映え”と“ご利益”を同時に狙えるチャンスです。
雲峴宮(ウンヒョングン)

<住所>
ソウル市チョンノ(鐘路)区サミルデロ464 (雲泥洞)
高宗(朝鮮26代王)の養父・興宣大院君の私邸跡。入場無料ながら、寄棟屋根の正殿・ノクアンダンや小ぶりな韓屋庭園が静寂に包まれ、大路の喧騒を忘れられる“隠れオアシス”。
伝統舞踊の野外公演や国楽コンサートが不定期開催され、地元OLの“昼休み憩いスポット”としても愛されています。門前には宮廷菓子カフェも。
東琳結び工房(トンニムメドゥプ)

<住所>
ソウル市チョンノ(鐘路)区 プクチョンロ12ギル 10
韓国伝統の組紐“メドゥプ”を20~30分で作れるワークショップ。好きな3色を選んでスマホストラップやキーリングに仕立て、推しカラーカスタムも簡単。
月曜休み、料金₩15,000~。熟練の人間文化財キム・ヨンヒ氏の作品展示も見応えアリ。
北村文化体験館(Bukchon Cultural Center)

<住所>
ソウル市チョンノ(鐘路)区ケドンギル37 (桂洞)
安国観光の“総合案内所”。韓服試着、韓紙工芸、伝統楽器体験、茶道体験など日韓中3カ国語でプログラム常設。
所要30分~2時間で、料金は無料~₩20,000とリーズナブル。北村の8大景観スポットへの行き方MAPもここで入手できます。
“映え確定”なおすすめカフェ
Cafe ONION ANGUK

<住所>
ソウル特別市 鐘路区 桂洞 146-1
(서울특별시 종로구 계동 146-1)
韓屋を丸ごとリノベした開放感抜群のベーカリーカフェ。粉雪みたいなシュガーをまとった名物「パンドーロ」と深煎りアメリカーノは鉄板コンビ。平日7時オープンで、8時までに行けばほぼ並ばず入店できるという噂です。
DOTORI GARDEN(ドトリガーデン)

<住所>
ソウル特別市 鐘路区 斎洞 84-45
(서울특별시 종로구 재동 84-45)
どんぐりの木が茂る中庭×白壁韓屋の“ジブリ系”空間が話題。店内で水切りする濃厚ギリシャヨーグルトに、栗ハチミツ&どんぐりパンをトッピングしたボウルが看板メニュー。
ARTIST BAKERY(アーティストベーカリー)

<住所>
ソウル特別市 鐘路区 安国洞 164
(서울특별시 종로구 안국동 164)
塩パン専門カフェのARTIST BAKERYは「安国駅」1番出口を出てすぐの所というアクセス最高の場所!
バターじゅわりの「クロワッサン塩パン」は毎朝即完必至で、ウェイティングは7時からアプリ〈CATCH TABLE〉で遠隔受付可能。
店頭では限定トートやポストカードなどアートグッズも要チェック!
Green Mile Coffee(グリーンマイルコーヒー)

<住所>
ソウル特別市 鐘路区 嘉会洞 11-49
(서울특별시 종로구 가회동 11-49)
北村路地の小高い韓屋2階にあり、窓際席から北村韓屋村が眺められます。
自家焙煎の中深煎りブレンドとピスタチオバスクチーズが定番ペア。
朝は静寂、昼はやわらかい逆光で“フィルム風”ショットが撮れると評判です。
자명서실(ジャミョンソシル/紫茗書室)

<住所>
ソウル特別市 鐘路区 嘉会洞 31-95
(서울특별시 종로구 가회동 31-95)
築80年韓屋を活かしたブックカフェ。畳の小上がりで中庭を眺めつつ、薬菓とカリン茶のセットで“静寂チャージ”。14〜16時は読書灯だけのサイレントタイムなので、まったり派やカップルの穴場に◎。
まとめ
韓屋の軒先に最新グルメとアートが同居する“古今ミックス”こそ安国エリアの魅力。
北村路地で風情を感じ、話題カフェで糖分補給し、夜は王宮で月明かりデート…♡
ハイセンスな写真も五感を満たすグルメも1日で欲張れる万能スポットです。
ソウル旅行を計画中なら、ぜひ安国も旅のプランに追加してみてはいかがでしょうか?