みなさん、韓国でベーグルが大人気なのをご存じでしょうか？
カフェ文化が根付いたソウルを中心に、ここ数年で「ベーグル専門店」が急増し、SNSやデリバリーアプリのランキングでも上位に入るほど話題になっています✨
今回は、数あるベーグルショップの中から、おすすめベーグルショップをまとめてみました。
ぜひ参考にしてみてください✨
韓国でベーグルが人気の理由とは？
カフェ文化との相性抜群
韓国は「カフェ天国」と言われるほど、おしゃれなカフェが街の至るところにあります。コーヒーと一緒に気軽に楽しめるベーカリーアイテムとして、ベーグルはぴったり。軽食にも朝ごはんにもなり、見た目もおしゃれで写真映えすることから、カフェメニューとして定着しました。
“健康志向”のトレンド
韓国ではここ数年「高タンパク・低脂質」や「グルテンを意識した食生活」に注目が集まっています。ベーグルは油分が少なく、シンプルな材料で作られることが多いので、罪悪感が少ないパンとして支持されています。クリームチーズやサーモンを合わせた“ヘルシーで栄養バランスの取れた一品”として食べられるのも魅力です。
アメリカンフード人気の影響
韓国ではニューヨークスタイルのフードが常に人気。ハンバーガーやチーズケーキと同じように、ベーグルも「海外旅行気分を味わえるフード」として浸透しました。特にZ世代にとっては、ベーグル＝ちょっと大人っぽい朝食、というイメージも強く、SNSにアップする人が急増しています。
SNS映えするビジュアル
カットすると中身がぎっしり詰まったベーグルサンドや、クリームチーズをたっぷり塗った断面は、まさに“インスタ映え”の代表格。色鮮やかな具材や、ユニークなフレーバーが多く登場していることも人気の理由です。
韓国で大人気のベーグルショップをご紹介！
London Bagel Museum（ロンドンベーグルミュージアム）
韓国のベーグルブームを語る上で欠かせない存在が、ソウルの安国や蚕室に店舗を構える「ロンドンベーグルミュージアム」です。2021年のオープン直後からSNSで爆発的に拡散され、瞬く間に“行列必至の名店”として定着しました。平日・休日を問わず、朝早くから入店を待つ人々が並ぶ光景はすでにお馴染みになっており、韓国旅行の際に「ここだけは外せない」と多くの人が口を揃えるほどの人気ぶりです。
店内はロンドンを意識したアンティーク調のインテリアで統一されており、まるで海外の古いベーカリーに足を踏み入れたかのような気分を味わえます。高い天井やクラシカルな家具が並ぶ空間は、それ自体がフォトスポットとなっていて、SNSでも店内写真が多数シェアされています。
看板商品のプレーンベーグルはもちろん、韓国ならではのアレンジが光る春ネギクリームチーズや、香ばしいポテトベーグルも大人気。さらに、ベーグルと一緒に注文されることの多い「トリュフマッシュルームスープ」は、濃厚な風味とベーグルのもっちり食感が相性抜群で、もはやセットで楽しむのが定番スタイルになっています。ベーグルをスープに浸して頬張ると、一気に幸福感が広がると評判です。
Kokkili Bagel（コッキリベーグル）
「ソウル三大ベーグル店」と称されるコッキリベーグルは、石窯でじっくりと焼き上げられるベーグルが特徴の実力派。焼き立てのベーグルは外側が香ばしくカリッとしており、一口かじると内側は弾力のあるもっちりとした食感が楽しめます。その完成度の高さから、地元客だけでなく観光客からの人気も非常に高く、朝早くから人が訪れることで知られています。
ベーグルはそのままでも十分に美味しいのですが、こちらではボリューム満点のサンドイッチスタイルが特に人気です。スモークサーモンとクリームチーズを挟んだ王道の組み合わせは、しっかり食べたいときにもぴったり。さらにハムチーズやエッグベーコンなど、ランチ代わりになる豪華な一品もそろっています。ユニークな具材を組み合わせた限定サンドも登場することがあり、訪れるたびに新しい発見があるのも魅力です。売り切れが早いため、朝一番で足を運ぶのが賢い楽しみ方と言えるでしょう。
Mother in Law Bagels（マザーインロウベーグル）
梨大（イデ）の学生街に位置するマザーインロウベーグルは、若者を中心に熱烈な支持を集める人気ショップです。カジュアルで親しみやすい雰囲気のお店はいつも賑わっており、行列ができることも珍しくありません。
こちらの特徴は、具材やクリームチーズを自由に組み合わせてカスタムできる点にあります。定番人気はアボカドクリームチーズサンド。フレッシュなアボカドと濃厚なクリームチーズの相性が抜群で、栄養バランスもよく、女性客を中心に支持されています。また、ベーコンエッグベーグルはがっつり食べたいときに大満足の一品で、学生のランチとしても人気です。シナモンレーズンなどの甘めフレーバーもあり、朝食や軽食として幅広い層に親しまれています。店内は小規模ですが、その分温かみがあり、常連客も多いアットホームな雰囲気が魅力です。
Everying Bagel（エブリシングベーグル）
ニューヨークスタイルをそのまま体感できるのがエブリシングベーグルです。店名の由来となった「エブリシングベーグル」は、ごまやケシの実、ガーリックなどさまざまな具材をトッピングしたベーグルで、本格派の味を求める人に愛されています。
しっかりとした噛みごたえのあるベーグルは、濃厚なクリームチーズとの相性が抜群。シンプルでありながら食べごたえがあり、パン好きの間でも高く評価されています。韓国在住の外国人や観光客からも“ニューヨークの味をそのまま楽しめる場所”として人気を集めており、韓国の中でも国際色豊かなベーグル文化を体験できる店舗のひとつです。
Lots O Bagels（ロッツオベーグル）
ニューヨーク発祥のブランドとして知られるロッツオベーグルは、韓国でも“正統派ベーグル”の代名詞的存在として定着しています。本場ニューヨークと同じく、生地を茹でてから焼くという伝統製法にこだわっており、外側はパリっと香ばしく、中はもっちりとした食感に仕上げられています。
韓国ではプレーンやオニオン、セサミなどのシンプルなフレーバーが人気ですが、現地限定の特別なフレーバーが販売されることもあります。そのため、訪れるたびに新しい味と出会えるのも楽しみのひとつです。ニューヨークの味をそのまま再現しつつ、韓国らしいアレンジも感じられるブランドとして、多くのベーグルファンに親しまれています。
Local Villa Bagel（ローカルヴィラベーグル）
梨泰院エリアの隠れ家的名店として知られるローカルヴィラベーグルは、落ち着いた雰囲気の店内で、大人がゆったりとベーグルを楽しめる空間を提供しています。特に人気なのが、ゴルゴンゾーラクリームチーズにハチミツを合わせたベーグル。濃厚なチーズの塩気と甘いハチミツの組み合わせは、一度食べると忘れられない味として多くのリピーターを生んでいます。
ベーグルはワインやコーヒーとも相性抜群で、食事としてはもちろん、軽いおつまみ感覚でも楽しめます。SNSでは“甘じょっぱい魔力”と称されることもあり、大人のベーグルタイムにぴったりの一軒です。
SF Bagels（エスエフベーグル）
延南洞にひっそりと構える工房風の小さな店舗、SFベーグルは、砂糖やイーストを使わず自然発酵で作られるサワードウ風ベーグルが特徴です。クラストは香ばしく、ほんのり酸味を感じる独特の風味がベーグルマニアに支持されています。
シンプルな見た目ながらも素材の味がしっかりと感じられ、体にやさしいベーグルを求める健康志向の人々に人気があります。店舗販売だけでなく、宅配サービスでも多くのファンを持ち、デリバリーアプリでも高評価を得ています。こだわりの製法によって生まれる奥深い味わいは、ほかではなかなか味わえない特別なものです。
MINGYU DAD’S BAGEL（ミンギュアッパノベーグル）
ソウル・城東区にある、早朝6時から営業するベーグル専門店。名前の通り「ミンギュお父さんのベーグル屋さん」という親しみやすい雰囲気で、地元の人たちに愛される名店です。
店内はこぢんまりしていながら温かみがあり、“街のベーグル屋さん”らしい安心感があります。
朝から行列ができるほど人気で、デリバリーアプリでも“即完売”が続くほどの実力派。
テイクアウト後にトースターやエアフライヤーで軽く温めると、外はパリッ、中はもちっとした食感がさらに際立ちます。
シンプルながらも外はサクッ、中はモチッとした王道の美味しさのプレーンベーグル、甘党必見の香ばしいアーモンドと濃厚チョコの組み合わせが大人気のアーモンドチョコベーグル、韓国らしい斬新な具材の組み合わせでお食事系ベーグルとしてファン多数のベーコン大根ベーグル、クリームチーズなど・・・味の完成度が高く評判のお店です。
まとめ
韓国のベーグル人気は、
- カフェ文化との相性
- 健康志向のトレンド
- 海外フード人気
- SNS映え
という4つの要素が重なったことで爆発的に広がりました。
今回ご紹介したお店以外にも、韓国には魅力的なベーグルショップが勢ぞろいしています。
次回韓国を訪れる際には、ぜひベーグル巡りを楽しんでみてくださいね！🥯✨
韓国人スタッフと韓国留学の経験がある韓国大好き♡なbibinews編集部のスタッフが最新の韓国トレンド情報を発信中！