
こんにちは!
今回は韓国コンビニの冷蔵棚で“常連すぎる”トッピングヨーグルト 「ビヨット(비요뜨/VIYOTT)」 をご紹介!
「韓ドラで見かけるけど詳しく知らない」
「日本で入手できる?」
という疑問を丸ごと解決しつつ、最新フレーバーや激ウマ裏ワザまで盛り込みました🍓✨
ビヨットとは?誕生ヒストリー

2000年代はじめ、韓国の大手乳業メーカー 서울우유協同組合(ソウルウユ) では「牛乳離れが進むティーン世代にもっとワクワクする乳製品を」という社内プロジェクトが立ち上がりました。
そこで開発チームが着目したのが、ヨーロッパで人気を博していた“トッピング付きフリップヨーグルト”のカップを折って中身を混ぜるアイデアです。
試行錯誤の末、2004年春に韓国初の“꺾어 먹는(ッコッコ モンヌン=折って食べる)ヨーグルト” 「ビヨット」 が誕生。シリアル入り〈초코링(チョコリング)〉を皮切りに発売3か月で2,000万個を売り切る空前のヒットとなり、同年末には全国のコンビニに定着しました。
勢いは止まらず、発売6周年を迎えた2010年には累計1億個を突破。これを記念して登場したストロベリー&トロピカルの“ジャム系”2フレーバーが「デザート感」を加速させ、若い女性層が一気にファン化します。
2014年ごろからは「もっとリッチに」という声に応え、ホワイト&ビターの二色チョコを一度に味わえる〈링크(リンク)〉やマシュマロが入った〈쿠키앤크림〉が続々デビュー。Instagramへの動画投稿がブームになり、#비요뜨해먹기(=ビヨットを自分流で食べる)という文化がここで根づきました。
2021年秋、発売17年目で累計6億個に到達。カップを“パキッ”と折るユニークさが家庭用はもちろん、ホテル朝食やK-POP楽屋差し入れの定番として浸透したことが追い風に。
さらに2023年、累計は7億個を超え、平均すると1日95万個を売った計算に。メーカーは「“トッピングを選ぶ楽しさ”が時代を超えて支持された結果」と分析しています。
そして2024年には7億7,000万個に達し、海外メディアでも “韓国で必ず食べたい国民スナック” と紹介されるほどのアイコンになりました。
定番&季節限定フレーバーを一挙紹介🍫

◆レギュラーライン
초코링(チョコリング)
王道中の王道。赤いフタが目印で、韓国の小学生なら誰もが一度は遠足のおやつに持参するレジェンド枠です。生乳100 %のプレーンヨーグルトに、甘めのココアシリアルがザクザク!
乳酸菌の酸味とチョコのコクが交わる瞬間、舌の上で“ミルクチョコスムージー”のような後味に変わるのが最大の中毒ポイント。
公式いわく「간식 + 한 끼 OK(おやつでも一食でもOK)」
発売から20年以上を経ても単独売上トップを堅持しています。
크런치볼(クランチボール)
ライスボールは、食感と色映えを欲張りたいSNS世代向け。海外製チョコパフを独自ブレンドし、噛むたびにミルクがじゅわっと滲む“逆アイス”食感が楽しい!
「カリカリが溶ける3分前」が美味しさのピークとマニアの間で囁かれています。
쿠키앤크림(クッキー&クリーム)
ココアクッキーに加え、ふわふわマシュマロを粒ごとゴロッと投入する贅沢仕様で、甘党からは「ビヨット界のティラミス」扱い。口溶けが早いので、全投入後は15秒以内にかき混ぜるとクッキーのサク感が残ります。
링크(リンク)
“チョコを2倍楽しむ”をコンセプトに、ホワイトチョコとビターチョコの2種のクリスプ+チョコリングをミックス。発売3日でコンビニ完売を連発した、いわば「転売が出た唯一のビヨット」❕
2種のチョコが溶けながら層を作るため、混ぜすぎ厳禁で“マーブル状態”を楽しむのがコツ。
그래놀라(グラノーラ)
2022年デビュー。“血糖値スパイク回避”を掲げ、オーツ麦・玄米・はとむぎなど5種雑穀をローストしてトッピング。糖質30%オフ設計ながら香ばしさで満足度◎
「朝食置き換えで2kg落とせた」という口コミが韓国OLの間でバズり、発売年のビヨット売上を13%押し上げました。
후루트링(フルーツリング)
ビタミンC入りのカラフルシリアルが主役。乳酸菌の酸味と共鳴し、舌に弾けるシトラス感が爽やか。子ども人気が高く、「ビタミンおやつ」の火付け役にも!
実はヘルシー?ビヨットのカロリー&栄養素

カロリー
1カップ(138 g)あたり約190〜215 kcal/たんぱく質7 g前後。
トッピング付きでも菓子パンより軽めなので、罪悪感が少ないのが人気の理由。
栄養素
発酵乳ならではの 乳酸菌+カルシウム+ビタミンB群 が一度に摂れるのも嬉しいポイントです。
ここまで愛される3つのワケ💬
- “折る→流す→混ぜる”五感エンタメ
食べる前のアクションが楽しく、子どもも大人もハマる! - トッピングで変幻自在
甘さ控えめヨーグルト×好きな量のザクザク具材で“自分好み”を演出可能。 - 推し活&ギフト映え
カラフルなトッピングが多色展開で、推しカラー買い・友だちへの差し入れにも◎
日本での入手方法
1. 韓国スーパー(通称「韓ビニ」系)
新大久保・鶴橋・名古屋大須あたりの韓国スーパーでは今も “冷蔵棚の常連”。とくに全国にフランチャイズ展開する《韓ビニ》は週 1〜2回ペースで箱ごと入荷しています。
価格は1カップ398〜498円が相場。韓国本国より割高ですが、クール輸入&円安を思えば納得プライス。
入荷→即完売がデフォルトなので、Instagramで「#ビヨット+店舗名」で検索→ストーリーの入荷告知を見たら当日中に駆け込み が鉄板です。早い人は取り置きを DM でお願いしているそう。
なお 2025 年春からは北関東・四国など地方都市の韓ビニでも定期入荷が始まり、「地方在住だけど車で15分の韓ビニで買えるようになった!」という声も増えています。
2. “まとめ買い&ひんやり便” 派はオンライン一択
Amazon・楽天・Yahoo! には常に複数の並行輸入業者が出品中。12個BOXが3,500〜3,900 円(1 個あたり 290〜330 円)で、送料無料かつ冷蔵便が基本です。
最新のAmazon売れ筋だと「チョコリング12個入り」が★4.6/月100件超の注文ペース。注文から2〜3日で届くので、クール便を受け取れる日を指定しておくと安心♡
賞味期限は製造から約21日間。箱に韓国語で “유통기한” の日付(YY.MM.DD)が印字されているので、着荷したら真っ先にチェックして冷蔵庫の最上段にイン!
3. セブン-イレブン
2025年5月27日から全国発売されたカップアイス 〈クリーミーヨーグルトボール〉(税込361.8円) は、ヨーグルトアイスの上にサクサクのチョコパフをトッピングした“ビヨット着想”の新商品。SNSでは「凍ったビヨットみたい!」と発売直後に完売報告が相次ぎ、再入荷情報を追うファンも多い注目株です。
買ったら2〜3 分だけ常温に置いて半解凍 すると、本家のまろやかさにグッと近づきます!
よくあるQ&A
Q. 韓国旅行中に安く買うコツは?
A. コンビニ(GS25・CU等)の“2+1”イベント日を狙いましょう。実質1個あたり約900ウォンでゲットできます。
Q. 乳アレルギーが心配…
A. 牛乳由来タンパク質を使用しているため乳アレルギーの方はNG。ソイヨーグルト版は現在未発売。
Q. 減量中でもOK?
A. チョコリング味でも200 kcal前後なので、間食を置き換えればカロリーコントロール可能。高たんぱく版やシュガーフリー版も開発中との噂…!
まとめ
韓国コンビニの定番ヨーグルト「ビヨット」は、2004年にソウルウユが発売した “パキッと折ってザクザク混ぜる” 元祖スナック系ヨーグルトで、1カップ約200kcalと軽めなのに累計7.7億個も売れたモンスター商品です🥄✨
韓国旅行中はもちろん、日本でも見かけたらぜひ “パキッ” と折って食感を楽しんでみてくださいね!