
韓国の祝日は、日本と同じ「祝日」でも、歴史・旧暦文化・家族行事が深く結びついているのが大きな特徴です。
2026年は
- 旧暦祝日(ソルラル・秋夕)
- 振替休日が多い年
となっており、連休規模が大きく、社会全体の動きが止まりやすい年でもあります。
今回は2026年の韓国の祝日をまとめてみました🇰🇷
【2026年】韓国の祝日まとめ🗓
🟢 新正(シンジョン/신정)
1月1日
新正は、太陽暦の元日を祝う祝日です。
日本の元日と同じ日付ですが、韓国では伝統的な新年行事の中心は旧正月(ソルラル)にあるため、新正は比較的静かな祝日とされています。
この日は
・新年のあいさつ
・1年の計画を立てる
・初日の出を見に行く
といった、気持ちを切り替えるための日として過ごす人が多いのが特徴。
会社や公共機関は休みになりますが、商業施設や飲食店は通常営業に近い形を取ることも多く、社会全体が完全に止まる祝日ではありません。
🧧 ソルラル(설날/旧正月)
2月16日~18日(※当日:2月17日)
ソルナルは、韓国で最も重要かつ規模の大きい祝日です。
旧暦1月1日を中心に前後3日間が祝日となり、2026年も全国規模の大型連休となります。
この期間は
・先祖供養の儀式「茶礼(チャレ)」
・年長者への新年の挨拶「セベ」
・家族・親族全員が集まる団らん
が行われ、韓国社会の家族観・価値観が色濃く表れます。
全国的に帰省ラッシュが発生し、KTXや高速道路、航空便はほぼ満席。
多くの個人商店や地方の飲食店は休業するため、旅行者にとっては最も注意が必要な祝日でもあります。
✊ 三一節(サミルチョル/삼일절)
3月1日、3月2日(振替休日)
1919年、日本統治下で起きた「三・一独立運動」を記念する祝日。
2026年は3月1日が日曜日のため、3月2日が振替休日となります。
三一節は
・独立への強い意志
・民族の尊厳
・歴史を忘れない姿勢
を再確認する日であり、祝賀ムードよりも追悼・記憶の意味合いが強い祝日です。
街には太極旗が掲げられ、テレビや学校でも歴史を扱う特集が増えます。
娯楽的なイベントは控えめで、社会全体が少し引き締まった空気になります。
🎈 こどもの日(オリニナル/어린이날)
5月5日
子どもの人格を尊重し、健やかな成長と幸福を願う祝日。
韓国では家族行事としての色合いが非常に強い祝日です。
この日は
・テーマパーク
・動物園
・体験型施設
が一年で最も混雑する日とも言われ、親子での外出が定番。
プレゼントや外食も一般的で、5月の消費を大きく動かす祝日として、企業や商業施設も力を入れる傾向があります。
🪔 釈迦誕生日(ソッカタンシニル/석가탄신일)
5月24日、5月25日(振替休日)
仏教の開祖・釈迦の誕生を祝う祝日。
2026年は当日が日曜日のため、5月25日が振替休日となります。
寺院では
・燃灯会(ヨンドゥンフェ)
・灯籠奉納
が行われ、街や寺院が幻想的な灯りに包まれます。
宗教色はありますが、現代韓国では「心を整える日」「静かに過ごす祝日」として信仰に関係なく親しまれています。
🗳 地方選挙
6月3日
韓国では、全国同時地方選挙の日が公休日として指定されます。
これは国民の投票権を保障し、投票参加率を高めるための制度です。
この日は
・自治体首長
・地方議員
を選出する重要な日であり、民主主義を支える象徴的な公休日と言えます。
祝日としては珍しく、政治・社会の動きが強く意識される1日です。
🎖 顕忠日(ヒョンチュンイル/현충일)
6月6日
国のために命を捧げた人々を追悼する祝日。
戦没者や独立運動家を悼み、午前10時には全国で黙祷が行われます。
派手なイベントはなく、厳粛で静かな雰囲気が社会全体に広がります。
🇰🇷 光復節(クァンボクチョル/광복절)
8月15日、8月17日(振替休日)
1945年、日本統治からの解放を記念する祝日。
2026年は8月15日が土曜日のため、8月17日が振替休日となります。
三一節と並ぶ重要な歴史祝日で、国家としての自由と主権を再確認する日です。
🍂 秋夕(チュソク/추석)
9月24日~26日(※当日:9月25日)
ソルナルと並ぶ、韓国最大級の伝統祝日。
旧暦8月15日を中心に3日間が祝日となります。
先祖供養、家族団らん、伝統料理など、韓国の家族文化が最も色濃く表れる期間。
全国的な帰省により、交通・宿泊・物流すべてが影響を受けます。
🌄 開天節(ケチョンジョル/개천절)
10月3日、10月5日(振替休日)
古代国家「檀君朝鮮」の建国を記念する祝日。
国家の始まりを象徴する日で、民族的アイデンティティを再確認する意味合いが強い祝日です。
✍ ハングルの日(ハングルナル/한글날)
10月9日
世宗大王がハングルを公布したことを記念する祝日。
文字・言語を祝う、世界的にも珍しい祝日です。
🎄 聖誕節(ソンタンジョル/성탄절)
12月25日
韓国ではクリスマスが正式な祝日。
宗教行事でありながら、若者文化・年末ムードとも結びつき、都市部では特に華やかな雰囲気になります。
🇰🇷 韓国の祝日に関する豆知識
「振替休日」が多い年は、社会の動きが大きく変わる
韓国では、祝日が日曜日と重なった場合に「振替休日」が設けられる制度が定着しています。
特に2026年は、光復節・開天節などで振替休日が発生しており、祝日が実質的な連休になるケースが多い年です。
この振替休日制度は、
・労働者の休息権確保
・祝日の形骸化を防ぐ
目的で強化されてきました。
そのため2026年は、「祝日そのもの」だけでなく、祝日+翌日の動き(休業・混雑・配送遅延)まで含めて把握する必要がある年と言えます。
旧暦祝日は「日付」より「空気感」を読むのが重要
ソルラルや秋夕などの旧暦祝日は、カレンダー上の日付以上に “前後の空気感” が非常に重要です。
祝日当日だけでなく、
・前日から帰省が始まる
・祝日明けもしばらく通常営業に戻らない
というケースも多く、特に個人経営の店舗や地方エリアでは影響が顕著です。
そのため、韓国では
「祝日=その日だけ休み」ではなく
祝日=社会全体がスローダウンする期間
という認識が一般的です。
ソルラル・秋夕に関する豆知識
なぜここまで「帰省」が重要なのか?
韓国の大型連休であるソルラルと秋夕では、帰省は単なる家族行事ではなく、社会的・文化的義務に近い意味を持っています。
・長男家族が中心となって準備を行う
・先祖供養(茶礼)を欠かさない
・年長者との関係性を大切にする
といった価値観が今も根強く残っており、特に地方出身者にとっては「帰らない」という選択が難しい祝日です。
このため、交通渋滞・宿泊施設不足・物流遅延が全国規模で同時発生するのが、韓国の旧暦祝日の特徴です。
三一節・光復節に関する豆知識
韓国では「歴史祝日」と「お祝い祝日」は空気がまったく違う
三一節や光復節は、日本の感覚でいう「祝って楽しむ日」とは性質が異なります。
これらは
・国家の記憶を共有する日
・過去を忘れないための日
という意味合いが非常に強く、
エンタメ色は控えめになります。
SNSや広告、イベント企画でも、この時期は過度に軽い表現を避けるのが韓国社会の暗黙ルールとされています。
ハングルの日に関する豆知識
「言語を祝う祝日」は世界的にも珍しい
ハングルの日は、「文字そのもの」を祝日として制定している、世界的にも珍しいケースです。
これは
・識字率向上
・庶民のための文字
というハングル誕生の理念が、現代韓国でも強く誇りとして残っていることを示しています。
この日は
・書道イベント
・フォント展示
・言語関連の文化企画
などが多く、文化系の取材・記事制作に非常に向いている祝日でもあります。
聖誕節に関する豆知識
韓国のクリスマスは「宗教 × 若者文化」のハイブリッド
韓国ではクリスマスが祝日である一方、日本と同様に
・カップルイベント
・イルミネーション
・冬のデート文化
とも強く結びついています。
特に都市部では、宗教的意味合いよりも「年末ムードの象徴的な祝日」として捉えられることが多く、若者向けマーケティングが活発になる時期でもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
2026年の韓国旅行の計画を立てるときに少しでも役立てば嬉しいです✈️




