
ここ数年で“フェムケア”という言葉はすっかり定着し、韓国でも弱酸性のフェミニンウォッシュやミストが続々と登場しています。
オリーブヤングの店頭 には専用棚ができ、Qoo10のメガ割では毎回ランキング上位にフェムケアがランクインするほど!
今回はデリケートゾーンの悩み対策ができる韓国のフェムケアアイテムをピックアップしてご紹介します🤍
韓国のフェムケアアイテム5選
AROMATICA「ピュア&ソフト フェミニンウォッシュ」

「ピュア&ソフト フェミニンウォッシュ」は、アロマティカが“肌も地球も守る”という理念のもと開発したフォームタイプの弱酸性デリケートゾーン用洗浄料です。
170mLポンプ1回でふわっときめ細かな泡が出るため、摩擦を最小限に抑えてやさしく洗浄できます。
発売以来ファへビューティーアワードのフェミニンクレンザー部門で3年連続1位(2019〜21年)を獲得し、2021年のオリーブヤングアワードでも2位にランクインするなど韓国市場で定番化しています。
低刺激処方&こだわりの成分
pH4.5〜5.5の低刺激設計で外陰部本来の弱酸性環境をキープしやすい数値で、かゆみや乾燥の要因となるアルカリ残留を防ぎます。
主な保湿・鎮静成分
- タンポポ根エキス:アロマティカ独自の低温デコクションで抽出し、炎症を鎮めてバリア機能をサポート。
- アロエベラ葉エキス:水分補給とクーリング効果。
- アーモンド由来界面活性剤(Sodium Sweetalmondamphoacetate など):クリーミーな泡を作りつつ敏感肌を刺激しにくい植物系洗浄成分。
- ラクトバチルス/ビフィダ発酵リセート & プレバイオティクス:微生物バランスを整え、不快臭の原因菌増殖を抑制。
- 必要最低限の食品グレード防腐剤 Ethylhexylglycerin のみを採用。
※無香タイプとカモミール&ティーツリー香タイプで精油配合が一部異なりますが、どちらも合成香料・パラベン・動物由来原料フリーです
安全性とサステナビリティ
- 皮膚一次刺激テスト済み:48時間後まで刺激なし判定。
- ヴィーガン認証(The Vegan Trademark, UK) & クルエルティフリー。
- PCR(再生プラスチック)ボトル & 詰め替えリフィル対応。ブランドが推進する「JOIN THE CIRCLE」プログラムで空容器回収・再資源化を実施。
正しい使い方
- ポンプを2〜3回押し、手のひらに泡を取ります。
- 外陰部(粘膜の外側)のみをやさしくなで洗い。
- ぬるま湯で十分にすすぎ、タオルで軽く押さえて水分をオフ。
- 毎日使用可能ですが、月経後や汗ばむ日など“必要なタイミング”に絞ると常在菌バランスをより保ちやすくなります。
こんな方におすすめ
- 合成香料ゼロでも“薬品臭”が苦手な人 → 無香タイプ
- 蒸れやすい季節にスッキリ感が欲しい → カモミール&ティーツリータイプ
- 家族でシェアしたい/コスパ重視 → 300 mL 大容量+リフィル
- ヴィーガン & サステナブルな選択を重視 → 全タイプ共通で◎
ラクトメディ 「インナーケアジェル」

韓国で“塗るプロバイオティクス”として話題の商品。
1.8gずつ密封されたアプリケーターを膣内(※外陰部奥まで)に直接挿入することで、乳酸菌発酵リセート&ハーブエキスがpH 4.5前後の弱酸性環境をサポートし、かゆみ・におい・おりものの量をマイルドに整えてくれる集中ケア用ジェルです。
公式オンラインでは4.8/5.0(レビュー数1,000件超)の高評価を獲得し、Qoo10メガ割やAmazon USでも常にランキング上位をキープしています。
注目の有用成分
- プロバイオティクス:Lactobacillus Ferment Lysate(特許取得)
善玉菌の餌となり、pHバランスを維持 - 鎮静ハーブ:ツボクサ・ヨモギ・ティーツリー
刺激を抑えながら不快臭をケア - 収れん保護:ウィッチヘーゼル・シーバックソーン
乾燥・かゆみをガード - 保湿:ヒアルロン酸Na・白キクラゲ多糖体
うるおい保持、摩擦ダメージ軽減
使い方
- 手を洗い、包みを開けてキャップを外す
- 仰向けで膝を軽く曲げ、ゆっくり奥まで挿入
- ピストン部分を押し切ってジェルを注入 → 使い捨て
- 症状がある場合は就寝前に14日間連続使用。以降は週2〜3回のメンテナンスがおすすめ
安全性・認証
- Dermatest「Excellent」取得(皮膚一次刺激テスト済)
Two Safe認証=妊娠・授乳期も使用可と公式表記
┗ 韓国語版パッケージには「妊娠中は使用を控えるのが望ましい」とも記載があり、医師への相談が推奨されています。 - 合成香料・着色料・パラベン・ミネラルオイル・動物由来原料フリー
こんな悩みに◎
- 月経前後のムズムズ感・におい
- 出産・更年期後の乾燥・かさつき
- 抗生物質服用後のpH乱れ(BV・カンジダ再発予防)
- プールやサウナ後のリフレッシュ
実際に感じるメリット/デメリット
<メリット>
- 1回使い切りで衛生的
- ハーブ系の自然な香りで刺激が少ない
- 翌朝のムレ感・おりもの量の変化を体感しやすい(レビュー多数)
<デメリット>
- 1本あたり約350〜400円とコスト高め
- アプリケーターが硬めなので最初は挿入角度に慣れが必要
- 海外サイトと韓国国内で説明が異なる点があるため、妊娠中・持病がある方は必ず医師と相談
KUNDAL(クンダル)ピュア&セーフ フェミニンウォッシュ

韓国ヘアケアでおなじみ〈KUNDAL〉が手掛けた弱酸性デリケートゾーン用ウォッシュ。300 mL(韓国版)/258 mL(海外流通)ポンプで、外陰部をやさしく洗い上げるジェルタイプです。
香りは ベルガモット と フィトンチッド(森系ハーブ) の2種類が定番ラインナップ。
キーポイントは「pH5.5 × 99.9%天然由来」
- 弱酸性 pH5.5 処方で本来のフローラバランスをキープ
- 乳酸菌由来の Lactobacillus Ferment Lysate が常在菌をサポートし、においやムレを予防
- 原料の 99.9%が天然由来、さらに EWG グリーングレード を取得。敏感肌でも毎日使える低刺激設計
主な成分
- Lactobacillus Ferment Lysate:pHバランス調整・善玉菌維持
- ココナッツ由来界面活性剤:低刺激クレンジング
- ドクダミ・ヨモギ・オレガノ・ヒノキ葉:かゆみ・赤みを穏やかに
- 高麗人参・マルベリー樹皮・17種植物エキス:うるおい補給&臭い予防
使用感&香り
- ベルガモット:シトラス×ハーブがほのかに香るリフレッシュ系。
- フィトンチッド:森林浴のようなクリーンなグリーン系。
テクスチャーはとろみのある透明ジェル。水と合わせると軽い泡立ちで摩擦レスに洗浄できます。「洗った後に乾燥しない」「お風呂上がりのムレ臭が気にならなくなった」というレビューが多数。
正しい使い方
- シャワータイムに手を清潔にし、ポンプ1〜2押し分を手に取る。
- 外陰部のみをやさしくマッサージするように洗浄。
- ぬるま湯で十分にすすぎ、タオルで軽く押さえて水分をオフ。
- デイリー使用が可能ですが、専門家は「毎日〜週3回」を目安に“洗いすぎ”を避けることを推奨しています。
こんな方におすすめ
- 生理後や汗をかきやすい夏場のにおい・ムレが気になる
- アルカリ性ボディソープを卒業して 弱酸性 に切り替えたい
- ハーブ系の自然な香りが好き
- できるだけ クリーンな処方(EWG グリーン) を選びたい
GOOD FEEL「Feminine Wash Foam」

韓国No.1生理用品ブランド〈GOOD FEEL〉が2024年4月 にローンチした泡タイプのデリケートゾーン用ウォッシュ。
「生理用品で培ったYゾーン研究を活かし、毎日の“セルフラブ”を後押ししたい」という想いから誕生しました。
注目ポイントはここ!
- 弱酸性 pH 設計:外陰部本来の pH(約 4.5〜5.5)に合わせたマイルド処方
- 98.23% 天然由来:主成分は「済州クリーンウォーター」+植物エキス。COSMOS NATURAL 認証取得
- 3 つの“レッド美容成分”:ローズヒップ・ハイビスカス・ザクロでうるおい&エイジングケア。
- 泡で出てくるポンプ:ワンプッシュでふわふわフォーム。摩擦レスに洗浄。
- 無香料 & 低刺激テスト済み:香料・パラベン・合成着色料フリー。皮膚一次刺激テスト済み。
主な成分
- 済州クリーンウォーター:ミネラルを含む超軟水で、敏感な粘膜をやさしくリセット。
- 植物性洗浄成分(ココナッツ由来など):きめ細かな泡をキープしながら余分な汚れだけをオフ。
- ローズヒップ油 & ハイビスカス花エキス:ビタミン C やポリフェノールで透明感をサポート。
- ザクロエキス:乾燥によるくすみをケアし、しっとり感をプラス。
こんな人におすすめ
- ボディソープだと つっぱり感やニオイ戻り が気になる方
- 成分重視で 自然由来&エコ認証 を取り入れたい方
- 初めてフェミニンウォッシュを選ぶので 無香料&泡タイプ を試したい方
ovment(オーブメント)インナーメイトウォッシュ

ovmentは “Feminine Wellness Care” を掲げて2024年に韓国で誕生したヴィーガン発想のフェムケアブランド。
看板シリーズ「INNER MATE」は、腟内環境を左右する常在菌バランスに着目し、1,000億個規模のポストバイオティクス(乳酸菌発酵エキス) を配合しているのが特徴です。
公式サイトでは 「pH改善率100%を臨床で確認」 というキャッチコピーが掲げられ、発売直後から大手バラエティショップの専用棚でも目立つ位置に陳列されています。
ラインアップは「DAILY」と「SPECIAL」の2種類。
- デイリー:きめ細かい泡ポンプタイプで、「毎日の弱酸性デイリーケア」がコンセプト
- スペシャル:とろみのあるジェルタイプで、「“SOS”用集中鎮静ケア(生理後や蒸れが気になる日に)」がコンセプト
共通処方
- 弱酸性(pH4.0〜5.5):外陰部本来のpHに合わせ、アルカリ残留によるかゆみ・乾燥をブロック。
- 1000億ポストバイオティクス:ビフィダ発酵液・ラクトバシラス発酵リセートなどが善玉菌のすみやすい環境をキープ。
- 植物性界面活性剤100%:デシルグルコシド/ソルビタン系などココナッツ由来。
- 合成着色料・パラベン・動物由来原料フリー。
安全性&認証
- 皮膚一次刺激テスト済み(パッチテストで刺激判定0)
- ヴィーガン処方:動物性原料・動物実験ゼロ
- 公式サイトで pH改善100%の臨床データ を開示
使い方&選び方のポイント
- 毎日?週1?
弱酸性処方でも洗いすぎはNG。月経後や汗をかいた日など“必要なとき”を目安に。 - pH値をチェック
4.0〜5.5が理想域。アルカリ性ボディソープの流用は乾燥・かゆみの原因に。 - 成分表示を確認
◯ ココナッツ系洗浄成分、パンテノール、CICA
× 合成着色料、強いアルコール、トリクロサン - 刺激を感じたら使用中止
フェムケアは“低刺激=ゼロ刺激”ではありません。赤みや痛みが出た時は直ちに医師へ。消費者庁の試験でも「医薬部外品ではなく化粧品扱い」と明記されています。
まとめ
韓国ではフェムケア=“自分をいたわるセルフラブ”という考えが浸透しています。
正しい pH バランスと潤いをキープして、蒸れやにおいに振り回されない快適な毎日を手に入れましょう!
今回ご紹介した内容が少しでも参考になれば幸いです♡