
韓国語で「ごはんを食べました」「友達に会います」「これを買いたいです」と話したいとき、文の中心になるのが動詞です。よく使う動詞を覚えると、知っている名詞を入れ替えるだけでも、話せることが一気に増えますよね!
韓国語の動詞は「辞書形」と「会話で使う形」を一緒に覚えることが大事です。
韓国語の辞書で動詞を調べると、多くは-다(ダ/辞書形の語尾)で終わる形で載っています。たとえば、가다(カダ/行く)や먹다(モクタ/食べる)など。
一方、日常会話で「行きます」「食べます」と丁寧に話すときは、가요(カヨ/行きます)、먹어요(モゴヨ/食べます)のように形が変わります。
「辞書形の最後にそのまま日本語の『です』を付ける」という覚え方では、会話で使える文になりません。今回は、各動詞の辞書形を見出しにし、例文で実際に使う形を確認していきます。
なお、日本語で「動詞」として扱いがちな「好き」「必要」などには、韓国語では形容詞や別の表現を使う場合があるため、「行く」「見る」「買う」のような動作を表す言葉を中心に集めました。
それでは、毎日の行動、買い物、人との会話など、身近な場面で使いやすい動詞を紹介します📝
まず覚えたい!毎日使う韓国語の動詞
하다(ハダ/する)
하다(ハダ/する)は、最初に覚えておきたい動詞の一つ。さまざまな名詞と組み合わせて使えます。
例文:
오늘 뭐 해요?
オヌル ムォ ヘヨ?
(今日は何をしますか?)
たとえば、공부하다(コンブハダ/勉強する)、운동하다(ウンドンハダ/運動する)のような動詞にもつながります。
가다(カダ/行く)
場所や予定について話すときに欠かせない言葉です。
例文:
내일 서울에 가요.
ネイル ソウレ カヨ
(明日ソウルに行きます。)
行き先を表すときは、この例の서울에(ソウレ/ソウルへ)のような形をよく使います。
오다(オダ/来る)
가다(カダ/行く)とセットで覚えたいのが、오다(オダ/来る)です。
例文:
친구가 우리 집에 와요.
チングガ ウリ チベ ワヨ
(友達が私の家に来ます。)
먹다(モクタ/食べる)
食事の話題は日常会話でも旅行中でもよく出てきます。
例文:
아침에 빵을 먹어요.
アチメ ッパンウル モゴヨ
(朝、パンを食べます。)
먹다(モクタ/食べる)は、丁寧な会話では먹어요(モゴヨ/食べます)という形になります。
마시다(マシダ/飲む)
飲み物を注文するときにも使いやすい動詞です。
例文:
저는 커피를 마셔요.
チョヌン コピルル マショヨ
(私はコーヒーを飲みます。)
자다(チャダ/寝る)
一日の過ごし方を話すときに便利です。
例文:
저는 보통 열두 시에 자요.
チョヌン ポトン ヨルトゥ シエ チャヨ
(私は普段、12時に寝ます。)
일어나다(イロナダ/起きる)
자다(チャダ/寝る)と一緒に覚えると、一日の流れを説明しやすくなります。
例文:
매일 일곱 시에 일어나요.
メイル イルゴプ シエ イロナヨ
(毎日7時に起きます。)
보다(ポダ/見る)
映画、動画、景色などを見るときに使います。
例文:
주말에 영화를 봐요.
チュマレ ヨンファルル バヨ
(週末に映画を見ます。)
보다(ポダ/見る)は、会話では봐요(バヨ/見ます)という形をよく使います。
읽다(イクタ/読む)
本や記事、メッセージを読むときに使える動詞です。
例文:
지하철에서 책을 읽어요.
チハチョレソ チェグル イルゴヨ
(地下鉄で本を読みます。)
辞書形の読み方は읽다(イクタ/読む)、例文中では읽어요(イルゴヨ/読みます)となり、音の聞こえ方が変わります。
쓰다(ッスダ/書く・使う・かぶる)
쓰다(ッスダ/書く・使う・かぶる)は、前後の言葉によって意味が変わる動詞です。まずは「書く」の例から覚えましょう。
例文:
한국어로 일기를 써요.
ハングゴロ イルギルル ッソヨ
(韓国語で日記を書きます。)
このほか、돈을 쓰다(トヌル ッスダ/お金を使う)のようにも使います。意味は一つに決めつけず、何と一緒に使われているかを見るのがポイントです。
会話でよく使う「話す・聞く・知る」の動詞
말하다(マラダ/話す・言う)
自分の考えを伝えたり、言語について話したりするときに使います。
例文:
한국어를 조금 말해요.
ハングゴルル チョグム マレヨ
(韓国語を少し話します。)
듣다(トゥッタ/聞く)
音楽や人の話を聞くときに使う動詞です。
例文:
퇴근할 때 음악을 들어요.
トェグナル ッテ ウマグル トゥロヨ
(退勤するときに音楽を聴きます。)
듣다(トゥッタ/聞く)は、들어요(トゥロヨ/聞きます)になる点も一緒に覚えておきましょう。
묻다(ムッタ/尋ねる)
分からないことを人に聞くときに使います。
例文:
길을 모르면 직원에게 물어보세요.
キルル モルミョン チグォネゲ ムロボセヨ
(道が分からなければ、職員に聞いてみてください。)
例文の물어보다(ムロボダ/尋ねてみる・聞いてみる)は、묻다(ムッタ/尋ねる)を使った便利な表現です。なお、同じつづりの묻다(ムッタ/埋める・付く)もあるため、文章の意味から見分けます。
알다(アルダ/知る・分かる)
「知っています」「分かります」と伝えたいときに使います。
例文:
그 노래 알아요.
ク ノレ アラヨ
(その歌、知っています。)
会話で返事をするときにも、알겠어요(アルゲッソヨ/分かりました)という形をよく使います。
모르다(モルダ/知らない・分からない)
알다(アルダ/知る・分かる)と対になる、出番の多い言葉です。
例文:
이 단어의 뜻을 몰라요.
イ タノエ ットゥスル モルラヨ
(この単語の意味が分かりません。)
分からないときに曖昧にせず伝えられるので、早めに覚えておくと安心です。
배우다(ペウダ/習う・学ぶ)
韓国語学習そのものについて話すときにも使えます。
例文:
요즘 한국어를 배워요.
ヨジュム ハングゴルル ペウォヨ
(最近、韓国語を習っています。)
「今まさに学んでいる」という継続中の状態を明確に言いたいときは、배우고 있어요(ペウゴ イッソヨ/習っています)も使えます。
가르치다(カルチダ/教える)
배우다(ペウダ/習う)とセットで覚えたい動詞です。
例文:
친구가 저에게 한국어를 가르쳐 줘요.
チングガ チョエゲ ハングゴルル カルチョ ジョヨ
(友達が私に韓国語を教えてくれます。)
買い物や外出で役立つ韓国語の動詞
사다(サダ/買う)
韓国旅行や韓国コスメの買い物でも活躍します。
例文:
이 립스틱을 사고 싶어요.
イ リプスティグル サゴ シポヨ
(このリップスティックを買いたいです。)
-고 싶어요(ゴ シポヨ/〜したいです)と組み合わせれば、希望も伝えられます。
팔다(パルダ/売る)
「この店で何を売っていますか?」と確認するときにも使えます。
例文:
이 가게는 화장품을 팔아요.
イ カゲヌン ファジャンプムル パラヨ
(この店は化粧品を売っています。)
고르다(コルダ/選ぶ)
複数の商品やメニューから選ぶ場面で便利です。
例文:
마음에 드는 색을 골라 보세요.
マウメ トゥヌン セグル コルラ ボセヨ
(気に入った色を選んでみてください。)
辞書形の고르다(コルダ/選ぶ)が、例文では골라(コルラ/選んで)という形に変わっています。
찾다(チャッタ/探す・見つける)
欲しい商品や場所を探すときに使います。
例文:
지금 지갑을 찾고 있어요.
チグム チガブル チャッコ イッソヨ
(今、財布を探しています。)
文脈によって「探す」にも「見つける」にもなるため、前後の内容と一緒に理解しましょう。
기다리다(キダリダ/待つ)
人との待ち合わせや、お店で順番を待つときに使います。
例文:
여기에서 잠깐 기다려 주세요.
ヨギエソ チャムッカン キダリョ ジュセヨ
(ここで少し待ってください。)
만나다(マンナダ/会う)
友達との予定を話すときによく使います。
例文:
토요일에 친구를 만나요.
トヨイレ チングルル マンナヨ
(土曜日に友達に会います。)
타다(タダ/乗る)
電車、バス、タクシーなど、乗り物の話で使う動詞です。
例文:
버스를 타고 회사에 가요.
ポスルル タゴ フェサエ カヨ
(バスに乗って会社に行きます。)
내리다(ネリダ/降りる)
타다(タダ/乗る)と一緒に覚えておくと移動中に役立ちます。
例文:
다음 역에서 내려요.
タウム ヨゲソ ネリョヨ
(次の駅で降ります。)
내리다(ネリダ/降りる・下りる)には複数の意味があり、비가 내리다(ピガ ネリダ/雨が降る)のようにも使います。
気持ちや予定を伝えるときに覚えておきたい動詞
좋아하다(チョアハダ/好む・好きだ)
好きな食べ物や趣味を話すときに便利です。
例文:
저는 한국 드라마를 좋아해요.
チョヌン ハングク トゥラマルル チョアヘヨ
(私は韓国ドラマが好きです。)
日本語の「好き」に引っ張られて形容詞だと思いやすいですが、좋아하다(チョアハダ/好む・好きだ)は韓国語では動詞です。
생각하다(センガカダ/考える・思う)
自分の意見を伝えるときに使います。
例文:
저는 이 방법이 좋다고 생각해요.
チョヌン イ パンボビ チョッタゴ センガケヨ
(私はこの方法がいいと思います。)
少し長い文ですが、생각해요(センガケヨ/思います)を覚えると表現の幅が広がります。
필요하다(ピリョハダ/必要とする・必要だ)
필요하다(ピリョハダ/必要とする・必要だ)は、何かが必要だと伝えるときの表現です。韓国語の辞書では形容詞として扱われるため、動詞集では補足として押さえておきましょう。
例文:
시간이 더 필요해요.
シガニ ト ピリョヘヨ
(時間がもっと必要です。)
「日本語で『必要とする』と訳せるから韓国語でも動詞」とは限らない、という例でもあります。
시작하다(シジャカダ/始める)
新しい習慣や予定を話すときに使えます。
例文:
다음 주부터 운동을 시작해요.
タウム チュブト ウンドンウル シジャケヨ
(来週から運動を始めます。)
끝나다(ックンナダ/終わる)
授業や仕事、イベントが終わるときに使います。
例文:
수업은 세 시에 끝나요.
スオブン セ シエ ックンナヨ
(授業は3時に終わります。)
自分が何かを「終える」と言う場合には、別の動詞である끝내다(ックンネダ/終える)も使います。
動詞を覚えるときに気を付けたい3つのポイント
① 日本語と助詞が同じとは限らない
日本語では「友達に会う」と言いますが、この記事の例文では친구를 만나요(チングルル マンナヨ/友達に会います)と表現しました。
韓国語の助詞を選ぶときは、日本語の「に」「を」を一語ずつ置き換えるより、動詞とセットの短い文で覚えると自然です。
② 語形が変わる動詞は例文ごと覚える
たとえば、듣다(トゥッタ/聞く)は丁寧な会話で들어요(トゥロヨ/聞きます)、고르다(コルダ/選ぶ)は골라요(コルラヨ/選びます)となります。
辞書形だけを覚えていると、とっさに会話の形が出てこないことも。単語帳には「辞書形+よく使う形」を並べて書いてみてください。
③ 「〜します」「〜しました」「〜したいです」に広げる
一つの動詞を覚えたら、現在・過去・希望の三つで練習すると実用的です。たとえば먹다(モクタ/食べる)なら、次のように言えます。
- 먹어요(モゴヨ/食べます)
- 먹었어요(モゴッソヨ/食べました)
- 먹고 싶어요(モッコ シポヨ/食べたいです)
「何を食べるか」の部分を入れ替えるだけでも、自分の話したい内容に近づけられます。
まとめ
韓国語の動詞を覚えるなら、まずは하다(ハダ/する)・가다(カダ/行く)・오다(オダ/来る)・먹다(モクタ/食べる)・보다(ポダ/見る)など、毎日の行動を話せる言葉から始めるのがおすすめです!



