
【コスメマイスター】
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妊娠中はホルモンバランスや身体に大きな変化が起きるため、さまざまな症状にお悩みの方も多いと思います。

特に急激な肌荒れに伴う「ニキビ」や肌が「ボロボロ」になる方も多く、スキンケアをどうすれば良いか迷っているのではないでしょうか…!
そこで今回は、妊娠初期から後期にかけての肌荒れを防ぐ方法を解説していきます。
肌荒れの原因|なぜ妊娠中は乾燥で粉ふきやニキビだらけになる?



妊娠中の肌に起こる3大トラブルは「ニキビ」「乾燥」「シミ」になります!
妊娠中は新陳代謝が活発になるため、女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)が急激に分泌されます。
このホルモンバランスの急激な変化が妊娠初期に肌荒れする原因で、他にも食事が偏って栄養バランスが崩れたり、便秘をしやすくなるのも肌トラブルを誘発しますよ!
女性ホルモンであるエストロゲンの増加は日光に対して過敏に反応しやすくなると言われており、プロゲステロンが増加することでメラニン分泌が促進され、シミや色素沈着が起きやすくなってしまいます。
また、妊娠中の過剰な皮脂の分泌もニキビなどの肌トラブルに繋がりやすいですよ!
妊娠中の顔や肌荒れにおすすめのスキンケア方法



妊娠中の肌はいつもより敏感になっているので、スキンケアも妊娠中に合わせたものに変えていく必要がありますよ!
妊娠中のスキンケアで意識するべきポイントは、以下の通りになります!
・洗顔を優しく丁寧に行う
・低刺激で高保湿なスキンケアアイテムを選ぶ
・肌荒れ対策にはノンコメドジェニックのアイテムを使用する
・紫外線対策を忘れずに行う
・ビタミンCを摂取する
また、妊娠中は自分の思い通りに生活するのが難しい時期になるので、スキンケアに時間をかけられない方も多いと思います。



そこでおすすめなのがオールインワンアイテムで、たった1つで化粧水や乳液などのさまざまな効果をカバーでき、必要最低限のアイテムのみを使用して肌への負担や手間を減らすというメリットもありますよ!
オールインワンアイテムを使った妊娠中のスキンケアは、以下の通りです。
STEP1:クレンジング効果がある洗顔料で丁寧に汚れを落とす
STEP2:必ず使用方法に記載がある「適量」を手に取る
STEP3:顔の内側から優しく外側に向かって馴染ませる
STEP4:特に「口周り」「頬」「目元」は乾燥するので重ね塗りする
STEP5:小鼻周辺や首回りといった「塗り残し」が起きやすい部分に塗る
STEP6:手のひらの温度でプレスしながら浸透させる
最後にオールインワンアイテムを重ね塗りすることで、さらに保湿力が高まります。妊娠中の天敵である乾燥と紫外線対策をしつつ、肌の汚れをしっかりと落としてから潤いを与えて保湿しましょう!
妊娠中におすすめのスキンケアブランド|市販やオーガニック商品



ここからは、妊娠中におすすめのスキンケアアイテムをご紹介します!
肌に優しいイメージのあるオーガニック化粧品は、妊娠中の敏感な肌状態にぴったりなアイテムだと思われがちですが、実は妊娠中の肌には注意が必要です。
しっかりと精製されていない成分が含まれていることがあり、妊娠中の敏感な肌には悪影響となる可能性がありますよ!
妊娠中におすすめのデパコススキンケア |オルビス 化粧水





デパコスでおすすめのスキンケアアイテムは、オルビスの「クリアローション」になります!
有効成分を肌の深部まで届けてニキビの根幹にアプローチする化粧水で、100%オイルカットなので酸化しにくいのが特徴です。
界面活性剤も使用していないので、妊娠中の肌が敏感になっている方にぴったりのスキンケアアイテムですよ!
オルビスの公式サイトにも「基本的に妊娠中の方にご使用頂いても問題はありませんので、お肌に合うものをご使用頂き、お手入れを行ってください」と明記されているので安心です。
妊娠中におすすめなドラッグストアのプチプラスキンケア |ミノン 化粧水





プチプラでおすすめのスキンケアアイテムは、ミノンアミノモイストの「モイストチャージ ローションII」になります!
ミノンから生まれたフェイスケアシリーズは、敏感肌や乾燥肌の方向けに開発された保湿アイテムですが、妊娠中のママにも最適なスキンケアアイテムとして人気です。
「モイストチャージ ローションII」は「無香料」「無着色」「弱酸性」で、妊娠中のゆらぎやすい肌状態でも安心して使えるスキンケアラインになっています。
11種のアミノ酸も贅沢に配合されているので、乾燥しやすい妊娠中の肌を潤いで包んでくれますよ!
妊娠中のニキビにおすすめの韓国スキンケア|週に1度のフェイスパック



動くのも大変な妊娠中は、たった15分でスペシャルケアができるCICAやティーツリーなどの整肌成分を配合したフェイスパックがおすすめです!
そこでご紹介したいのが、「MADE IN ME」の『リラクゼーションマスク』になります♪











妊娠中でもスペシャルケアができるフェイスパックを探している方は、ぜひ1度お試しくださいね!


妊娠中のスキンケアに関するQ&A



最後に、妊娠中のスキンケアに関するよくある質問に回答していきます!
妊娠中の肌荒れはいつまで?



まず始めに「肌荒れの期間」に関しては、個人によって大きく差が出てしまうので一概には言えません!
妊娠中の肌荒れは妊娠初期がピークになりやすいと言われており、胎盤が完成する妊娠中期には女性ホルモンの過剰分泌も安定してくるので、肌荒れやかゆみといった症状も落ち着いてくる方が多いようです。
妊娠中に影響してしまう注意が必要なスキンケア成分はある?
赤ちゃんへの影響を考えて、妊娠中は避けた方がいいスキンケア成分は以下の通りになります!
・ビタミンA
・パラベン
・サルチル酸
・ハイドロキノン
・ホルムアルデヒト
・イソフラボン
・ジエタノールアミン



上記の成分を少しでも摂取してしまったら絶対に害があるというわけではありませんが、大量に摂取してしまうと赤ちゃんへの影響が大きくなってしまうので注意しましょう!
妊娠中の肌荒れは皮膚科に行くべき?妊娠性痒疹の対処や対策は?
妊娠中の肌荒れについては以下のような症状が悪化したり、いつまでも症状が続く場合は皮膚科へ相談するのがおすすめです!
・肌荒れ
・ニキビ
・乾燥の悪化
・肌の赤みや痛み



もし肌トラブルが悪化して皮膚科を受診する場合は、事前に担当の産婦人科の医師に相談しましょう。皮膚科の初診時に妊娠していると伝えるにも忘れないようにしてくださいね!
また、妊娠性痒疹に関しては皮膚科でステロイド外用薬などを使用して治療していくのが良いでしょう。妊娠の時期や症状の程度によっては、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬を服用することもありますよ!
妊娠後期は顔のかゆみで眠れない?妊娠中におすすめのかゆみ止めは?
妊娠後期は顔だけでなく腹部や四肢を中心に強いかゆみを伴った痒疹が発症することがあり、初めての妊娠や双胎の場合にかゆみが出る方が多いようです。
基本的には産後数日以内に軽快していくと言われていますよ!



また、妊娠中のかゆみに関しては「医師の判断」によってステロイド軟膏などを使用していくのがおすすめですが、あくまでケースバイケースにはなるのでまずは医師への相談がベストです!